うさぎに会えるカナ♪
2009
昨年11月に放送された日本テレビ系の番組「真相報道 バンキシャ!」で、岐阜県の裏金問題をめぐる建設業者の男の証言がウソだったことが判明。同局関係者らが県側に謝罪していたことが1日、分かった。県は同日、偽計業務妨害罪で男を県警に告訴したと発表。また、同番組は同日の放送で事実関係や経緯を説明し、誤りがあったことを公にした。
日本テレビの人気アナウンサーだった福澤朗(あきら)氏(45)と女優の菊川怜(31)をキャスターに据え、2002年に始まった同局系の看板番組で不祥事が起きた。
日本テレビの人気アナウンサーだった福澤朗(あきら)氏(45)と女優の菊川怜(31)をキャスターに据え、2002年に始まった同局系の看板番組で不祥事が起きた。
岐阜県や同局によると、問題があったのは昨年11月23日に放映された「バンキシャ!」の自治体裏金問題特集。出演した建設業者の男が、架空工事による県土木事務所の裏金づくりに協力し、県職員に200万円を送金したなどと証言した。
岐阜県では2006年、約17億円に上る県庁の裏金問題が発覚。懲戒免職の8人を含め、職員約4400人が処分されたほか、内部調査担当の総務部長や懲戒免職となった職員が自殺するなど、県全体が激震した。
「裏金づくりがまだ行われていることが事実なら、重大な問題と受け止めた」と県秘書広報課総括監の武藤鉄広氏(56)。そこで県は、2008年度発注の公共工事などで不正経理の有無を独自に調査。その結果、建設業者の証言内容が虚偽だったと断定した。
県によると、2月18日付で日本テレビ側に報道内容の確認と謝罪報道を要請。翌19日には、建設業者を偽計業務妨害罪で県警に告訴した。日本テレビと地元中京テレビの両局関係者は27日に県庁を訪れ、放送に誤りがあったと謝罪したという。
「バンキシャ!」は1日の放送で、福澤キャスターが経緯を説明。建設業者に再取材したところ、裏金づくりの証拠とした銀行の送金記録は改ざんしたもので、『岐阜県庁側に裏金を送金した事実はなかった』と証言を翻したと釈明。誤報だったことを認めて「視聴者や岐阜県庁、岐阜県議会の皆さんに大変ご迷惑をお掛けしました」と頭を下げた。
同番組によると、建設業者は放送の2カ月後、別の岐阜県内の公金横領事件の共犯として逮捕、起訴されたという。
SANSPO.COM
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