うさぎに会えるカナ♪
2008
40代を過ぎると、イライラなどの不定愁訴や夜、眠れなくなるといった症状に悩まされる更年期障害。女性だけと思われがちだが、男性にも多いという。ところで、そうした症状にいい温泉は「炭酸水素泉(重曹泉)及び塩化物泉(食塩泉)」と温泉コンサルタントの中澤克之氏。
「炭酸水素泉は、体の内部から温めて、リラックス効果を出して、ホルモンのバランスを整えるのです。塩化物泉も、皮膚表面からの刺激があって、同じ効果があります」
お勧めは、佐賀県の嬉野(うれしの)温泉「大正屋」=写真どちらも。泉質は、含食塩重曹泉だ。同館の山口雄子専務に聞くと、「やわらかくて、トロンとした優しい湯です。私も、夜眠れなくて、つらいときもありましたが、毎日つかっているうち、よくなりました。初めて入られた方からは、石鹸が取れていないと思って、何回も洗ったけど、ずっとヌルヌルしていますねって、いわれますね。そういうことから、血液の巡りがよくなり、体がリラックスして、精神も安定できるのではないでしょうか」。
嬉野温泉は、盆地の小さな町にあり、お茶や陶器でも知られている。JR佐世保線武雄温泉駅下車、バスで約30分。
和歌山県の白浜温泉にも、更年期障害の効能をうたった湯がある。炭酸水素泉や塩化物泉などの泉質も含まれる、1300年の歴史がある温泉。近くには、世界遺産の熊野古道もあり、太平洋を見渡しながら、開放的な温泉を楽しめる。新大阪から、スーパーくろしおオーシャンアロー号で2時間10分。
東日本では、福島県の熱塩温泉がいいらしい。その名の通り、昔、会津盆地に浸透した海水が地熱で暖められ、地表に塩辛い熱湯がわき出たといわれている。塩分が強く、体の中から温まる。
同じ会津盆地にある名湯、東山温泉も、塩化物泉で、更年期障害を効能にうたっている。
ZAKZAK 2008/06/05
超行きたい。
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