2008
相次ぐ大きな名前の襲名は、落語界に活気をもたらしているのも事実だ。かつては高齢者やマニアが目立った寄席には、若い観客が詰めかけるようになり、土日には立ち見客が出ることも珍しくはない。人気落語家の襲名披露興行ともなれば、人気もなおさらだ。
しかし、バーゲンセールさながらの襲名には懐疑的な声も出ている。演芸評論家の渡辺寧久さんは「落語を興行としてビジネスにする人たちが、襲名披露興行にはうまみがあることに気がついた」と指摘する。
ある中堅落語家は「イベントをやりたいために名跡を継ぐのでは本末転倒。名跡は先人たちが代々、腕を磨いて後輩へと渡してきたもので、お祭り騒ぎのなかで、先人たちの思いが忘れられていないか」と苦言を呈する。
過去に行われたある襲名披露興行では、客席の3分の1ほどは最後まで空席のままだった。「腕が伴わなければ、落語家は惨めなもの」(中堅落語家)。襲名が看板倒れに終わるか、落語界の活性化につながるかは、本人がその名にふさわしい努力を重ねるかにかかっている。
産経ニュース
世代交代ですね
2008
野中百合子裁判官は「父母からしっ責されたことに憤慨し、仕返しをしたいとの思いからバスジャックを思い立った」とし、「しっ責が極めて配慮を欠くもので、少年を無謀な行為に走らせた面がある」とも指摘した。
社会に与えた影響などから「検察官送致(逆送)も十分考えられる」としながらも、反省が認められることを考慮し、「比較的長期間、矯正施設に収容の上、責任の重さを十分認識させ、更生を図らせるのが相当」とした。
刑務所でいーんじゃね?
2008
森林当局のスポークスマンはロイターに対し「幹の低い部分にドリルで穴が開けられ、中に除草剤が入れられていたのを発見した」と説明。損傷を受けたのはほとんどが松の木で、助かる見込みはないとしている。
森林当局から捜査の要請を受けた警察は30日、1人の男から事情聴取を行っている。新聞各紙は事件の動機について、木が邪魔になっていた広告看板をドライバーに見えやすくするためではないかと報じている。
ZAKZAK 2008/08/01
ひどいなぁ
2008
<高校野球北神奈川大会:川和8-5霧が丘>◇16日◇2回戦
川和(北神奈川)が霧が丘を8-5で破り、3回戦に進出した。15日、直腸がんのため亡くなった横浜打撃投手の石田文樹さん(享年41)の長男翔太投手(2年)が先発。悲しみをこらえながら5回途中まで3安打4点に抑え、父に「白星」を贈った。
亡き父にささげる力投だった。背番号「20」の石田がマウンドに上がった。7回を無失点と好投した初戦(橋本)とは異なり、4回まで毎回走者を出す苦しい投球内容。「マウンドでは(父の死を)忘れようと思った。私情を持ち込みたくなかったから」と強い意志で投げ抜いた。5回、先頭打者に安打を許し降板したが、4回0/3を3安打4失点。気持ちがこもった70球で試合の流れを作った。
志願の先発だった。この日、岩本晃典監督(20)から「投げられるか」と聞かれ、「いけます」と即答した。「顔をみても普段と変わらなかった」(同監督)とマウンドに送り出された。171センチ、61キロ。177センチの父より小柄だが、自己最速は135キロ。体全体を使うフォームは父をほうふつさせる。女房役の山田一輝(3年)も「気持ちが入っていました」と右腕の粘投に目を見張った。
ナインから後押しされた。6-3とリードを広げた4回、茂垣太志主将(3年)が2ランを放ち、突き放した。「頼れるエースと思っています。チームのため、石田のために打ちたかった」。病状を知っていたのはごく一部の学校関係者など数人。部員には誰ひとり知らされていなかった。この日、初めて訃報(ふほう)を知ったナインは「知らないことにしよう」(茂垣主将)と全員、普段通り接した。その打線は9安打8得点と結果で後押しした。
小2の時に野球を始めた。「自分が(野球の)質問をしないと、教えてくれませんでした」という。だが、病床の石田さんは今大会をどれだけ楽しみにしていたことか。親しい球団関係者が6月に見舞った際、ベッドで日程表を見ながら「4回戦までいけるかもしれない。自分の息子が投げるのは見ていられないんだよね。でも良くなったら、やっぱり試合を見に行きたい」とうれしそうに話していたという。願いかなわず、石田さんは息を引き取った。15日、石田は病院のベットで父をみとった。「ありがとう」。ほとんど意識のない父に感謝の気持ちを込めて、最後の言葉をかけていた。
昨夏、過去最高となるベスト8進出を果たした。「次の試合も絶対投げたい。ベスト8を超える結果を残したい」と、最後まで気丈に話した。涙はなかった。再三のピンチでも「自分の力でなんとかしたかった」と踏ん張った。石田の元に、この試合の使用球が贈られた。【横山元保】
日刊スポーツ
何か想いがある人は強いですよね
2008
3人が不明の宮城県栗原市栗駒の「駒の湯温泉」では、これまで本館の1階部分を中心に捜索してきたが、北約20~30メートルの場所で別館の赤い屋根を発見したため、18日以降は別館を中心に捜索する。
この日は、宮城県栗原市や岩手県一関市で一部を除き小中学校の授業が再開された。栗原市教委にによると、同市では、幼稚園7人▽小学校4人▽中学校3人--の計14人が地震によるストレスとみられる症状で欠席した。岩手県教委が奥州市や一関市など5市町の小中学校と県立学校約5万7000人を対象に調査したところ、約20人の児童生徒が、地震の精神的影響を受けていた。
【念佛明奈、松本淳、伊藤絵理子】
毎日新聞
苦しい思いはしたくないですよねぇ・・・お気の毒です。。